取り立て・対策

闇金の取り立て方法や悪質な嫌がらせ手段

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闇金は毅然とした態度を取らない相手はカモとみなし容赦しない

この章では皆さんが心配に思われる、闇金が使う取り立ての方法や嫌がらせの方法についての疑問にお答えしていきます。

通常の金融業者と違ってそもそも違法な存在である闇金業者がどんな存在であるのか、その概要を通して取り立てや嫌がらせの実際について見ていきましょう。

闇金の取り立ては基本的に悪質ないやがらせ

闇金業者はそもそも非合法の行為を行う組織ですが、必ず取り立てにヤクザが来るわけではありません。

闇金業者は大きく3つに分かれ、㈰暴力団組織が資金源の一つとして直接運営するもの、㈪運営者自体は暴力団の構成員ではないがバックに暴力団が付いているもの、㈫暴力団組織とは一切関係ないもの、があります。

これを見ると、㈰の場合はその暴力団の構成員が直接取り立てを行うことになるでしょうし、㈪の場合は最初は暴力団構成員以外の運営者が取り立てを行うことになりますが、ケースに応じてヤクザ者が動いてくることもあるでしょう。

ただ闇金の取り立ては電話によるものが多く、実際に家や職場に出向いて荒っぽい取り立てが行われるケースはそれほど多くありません。

現地に出向いて取り立てを行うと下手をすると警察に捕まってしまう恐れもあるので、できるだけ避けたいというのが本心なのでしょう。

それでも別の章で解説する闇金の種類によっては対面する場面もありますし、ケースによっては現地で取り立てが行われることもありますから絶対ではありません。

どのような嫌がらせをされるのか?

闇金業者が返済を強制する手段としてよく使うのが、嫌がらせを行って間接的に返済を強要する行為です。

本人をどんなに攻めても、本人が我慢したり、あまりプレッシャーにならなければ思うように返済が進まないこともあります。

こうした時には本人の親しい友人や家族、あるいは職場などに借金の事実をバラすと脅したり、実際に接触して「〇〇の代わりにお前が金を返せ」などと要求します。

親しい間柄の人や迷惑をかけたくない相手に手を出すことで「自分だけでは済まない」という事態に発展させて返済を間接的に強要するのが常道手段となっています。

嫌がらせの種類は多岐にわたり、借り手が嫌がりそうな行為ならなんでもします。

一般に多くの人が嫌がる夜中のベル鳴らしがされることもあるでしょうし、窓に投石を受けることもあるかもしれません。

また実際に報告がされている事例として、寿司やピザなどの出前を勝手に注文されるなどの事例もあります。

住所を知られているのでこうした嫌がらせも可能になってしまうのです。

同じように融資の際に個人情報を色々と取られているので、ネット上に流出させるなどの方法も使われることがあるようです。

保証人になってもらった人にはどんな迷惑がかかる?

保証人になってもらった人がいる場合には、その人にも取り立ての電話が行くなどの迷惑がかかることがあります。

ここでは保証人=連帯保証人として話を進めますが、通常の有効な契約の場面で設定された保証人の場合は返済を求められた場合には本人に代わって全額を返済する責任が生じます。

ただし闇金からの貸付の場面で設定された保証人は、保証契約を結んでいたとしても返済の義務は生じません。

貸付の契約自体が違法で無効ですので、これを担保する保証契約も無効となり返済の義務はないのです。

ただし督促や取り立て、嫌がらせ自体はされるでしょうから迷惑であることには変わりありません。

取り立てや嫌がらせを無視しているとどうなる?

闇金からお金を借りてしまい取り立てや嫌がらせをされている場合には、これを無視していると良くない事態に発展します。

契約の際にすでに家族や友人、職場の電話番号や住所などを知られてしまっているので、無視しているとその関係者に対しても取り立てや嫌がらせが及んでしまいます。

家族に迷惑がかかる、友人をなくしてしまう、職場での信用を失うという結果に繋がってしまいます。

多くのケースでは無視していても督促や嫌がらせが自然に終わるとは考えづらいので、上手に話を合わせておきながら、法律家に相談して対策を取る必要があるでしょう。

一方で、本人のみならず関係者への嫌がらせをしても全く反応がないような場合、経費やリスクをかけて嫌がらせをしても無駄だと判断すると手を引くこともあるかもしれません。

本人も家族も親戚も友人も、勤務先やその他関係先に電話しても誰とも接触できないような稀なケースではそのようなこともあるかもしれませんね。

その判断までにどのくらいの期間を要すかは業者や担当者によるでしょう。

人間の忍耐度的に、一か月も無意味な嫌がらせを続けていれば面倒になって止めるかもしれません。

暴力を振るわれることはあるのか?

昔は暴力沙汰に発展することも多かったようですが、近年の闇金業者は直接暴力をふるうことはほとんどないようです。

絶対に無いとは言い切れませんが、ほとんどの事案では物理的な暴力によって返済を迫ることはせず、嫌がらせを行って間接的に返済を強要する手段が使われます。

暴力などの実力を行使するとすぐに警察沙汰になってしまい、利益を得ることができなくなってしまうからです。

闇金業者といっても結局は金銭的利益を得ることが最大の目的であるわけですから、それが難しくなってしまうようなリスクのある行為は極力避けるのが普通です。

借りてないのに取り立てが始まることがある?

闇金はずる賢く、巧妙な手法で利益を得ようとするので道理が通らない理屈を並べて取り立てを行うこともあります。

例えば「押し貸し」といって、勝手に口座にお金を振り込んでおいて、「借りた金を利子をつけて返せ」などと迫ってくることがあります。

また以前に闇金に手を出した人に接触し、本当は完済しているのに実はまだ残金が残っているとか、他社から借り入れ債権を買い取ったなどとしてお金を取ろうとする詐欺的な行為も行われることがあります。

上記は一度でも闇金を利用したことがある人が狙われるケースがほとんどです。

押し貸しなど以外にも闇金手法は色々ありますので、別の章でくわしく解説します。

支払えない場合、どうやってお金を作らせるのか?

お金がないから借りる上に、闇金は利息が高いため返済が難しくなることが多いですが、逆に闇金業者はあえて完済させず、その間の高利の利息利益を確保したいという思惑があります。

完済されてしまうとそこからはもう利息利益を得ることはできないので、闇金業者としては「顧客を生かさず殺さず、長く飼う」のが理想です。

ですから借り手が「返済が苦しい」と申し出ると、意外とあっさり「じゃあ返済期限を先延ばしにするから、今回は利息分だけでもいいよ」と言ってくるかも知れません。

闇金事案での「ジャンプ」というこの行為は、利息分だけ支払って返済を先延ばしにすることを指します。

しかし元金はそのまま残っているので、次の返済期日にはまた利息が付いた元金の返済を求められます。

結局は利息分だけ余計に支払うことになるわけです。

借り手が女性の場合、風俗やAV業界への身売りを要求されることもあります。

脅したり暴力的に強制すると事件に発展してしまい商売が続けられなくなる恐れがあるので、言葉巧みに誘導し、女性が自分の意思で風俗やAV業界に入るように仕向けます。

闇金業者と繋がりのある風俗店やAVブローカーを紹介されることもあります。

また違法に借り手の口座や携帯電話を買い取るという方法も使われます。

これらは闇金業の営業に使われることになります。

臓器を売らせるなどの行為は近年は少なくなっていると言われていますが、マーケットを持つ組織の場合あっせんを受けることもあるようです。

一方、マグロ漁船に乗せるという行為は今では割が合わないのでほとんど聞かれません。

その代り最近は原発の除染作業や建設現場などへ人材として送り込み、送り込まれた先の会社も闇金業者と繋がりがある会社で、給料からピンハネして返済させるというようなことも行われることがあります。

仮に弁済資金を用意したとしても、完済の条件として事前連絡することを契約に盛り込み、その期日には電話に出ない、居留守を使うなどして連絡が付かないようにしておき、「期日までに事前連絡がなく弁済がされなかった」として完済させず、利息利益を確保するというあくどい手段も使われることがあります。

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